平塚正幸氏とは前回の2019年参議院選挙において千葉県から出馬したN国党候補者の一人である。
マイナンバー入りのTシャツを着て政見放送に出演。冒頭では「N国党に投票をするな」と言い始め、紙を取り出したかと思えば故人の曽祖父の思いのたけを朗読した。その強烈なインパクトはネットにおいて有名となった。

実は最近、N国党内部で内輪もめがあったのだが、平塚正幸氏はその一人の当事者である。(内輪もめの内容はN国党やN信以外にはどうでもいい内容だ)平塚氏は動画内において内輪もめ発生時のN国党幹部の対応の愚痴を言っている。動画は22分ごろから見ものである。
「N国党の外になら圧力をかけるのはいい。しかしN国党の内側に対して圧力をかけるのはいけない」と立花党首と上杉幹事長は平塚氏に苦言を呈したらしい。
これはある意味「内輪の悪事に対して触れることをするな。見過ごせ」ということになる。N国党は隠蔽体質であり、自浄作用がないということが、トップ陣の発言で露わになった。

しかしそれだけでは終わらない。前提としてN国党は、NHKの被害者を救うという大義名分を掲げているのだが、平塚氏はこのように述べていた。
①候補者となったことで平塚氏の住所と電話番号が立花氏のamebaブログにて『無断で公開』された。
②公開されて四か月間、電話がすごい掛かってくるのだが、NHKの集金被害者からの電話が一件もない。被害の声を見聞きしたことがない。
③NHK関連の質問は今まで三件あった程度。それも被害とは関係ない「不払いってどうやるのか」という質問であった。
④NHK被害者の声とは本当にあるのか。どのくらいの件数があるのかわからない状態である。
これが事実であればNHKから国民を守る党はいったい何と戦っているのであろうか。氷山の一角である集金人の悪事、個々人の悪事を殊更に大きく取り上げて、NHK全体が悪いと嘯いているのだろうか。
さて平塚氏の暴露に対して、NHKから国民を守る党は必死に火消しに回るだろう。どのような声明を出すのか、待つことにする。N信でなければ立花氏の私怨と金儲けがN国党の動機というのはわかりきっていることだが。
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