桜を見る会問題から見る安倍政権の本質的問題

のーべんP

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コラム
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ざっくり言うと

  • 安倍政権は不透明である
  • 安倍政権には政権を担当する資格がない
  • 桜を見る会は民主主義の根幹に関わる問題であり、単なるスキャンダルではない

去年末からずっと話題になっている桜を見る会。

先日とうとう、「募ってはいるが募集はしていない」などという珍答弁が首相から飛び出してネット大喜利が始まったのは記憶に新しい。

さすが、漢字一文字で今年を表すなら「責任」と答えたことのある斬新な言語感覚をお持ちの方だけある。

その他にもシュレッダーやら久兵衛の寿司やら、この件はゴシップ的に事欠かないが、その影に隠れて見落とされがちなものが存在する。

それが、安倍政権にはもはや政権を運営する資格がないという現実である。

この記事では、そもそも何が駄目なのかを本質的な面から整理していく。

それでは説明しましょう!
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前提のお話

まずは近代民主主義国家において、最も大事な前提は何かを確認しておこう。

それは国民主権であるということだ。

よりわかり易く言えば、自分達のことは自分達で決めることができるということ。

決める内容は大きく2つ。

①:ルール(法律)

②:お金の使い道(予算)

これはからあげの過去の記事でも「国会議員の仕事」としてとりあげた。

とはいえ生活を送りながらこういったことを直接に議論する事は難しい。

そこで選挙がある。

自分の考えに近い人、自分の代わりに任せられそうな人を代理としてたてるわけだ。

その代理が議員となる。この仕組みを「間接民主制」と呼ぶ。

ちなみに直接民主制は、何かを決めようとするたびに全員をかき集めて決定する必要が出てくる。理想はこっちなのだが面倒くさいので、余程のことでなければこれはお目にかかれない。

もちろん、代理で任せている以上は最終的には選んだ自分達が責任を負うということでこのシステムは運用されている。

それは・・・ご自分の目で確かめるのですね

ここでいう「責任」とは、選んだあとは投げっぱなし、ではなくその後も自分たちで政治家や政府がなにをしているか見ていこうということだ。

議会に送る代理人   = 議員

議員を選んだ人の責任 = 政治家や政府がなにをしているかをチェックすること

誰だって放っておけば好き勝手やり始めるから、「見られている」状況を作り続けることが重要なわけだ。私だって監視されなければひたすらサボる。

その為、現代では政府に対して透明性がもとめられている。

透明性ーーつまり、政府がどういったことをしているかどう予算を使っているか、それを公開するということだ。 そのための証拠として、政府がなにをどうしたかの文書資料を残す必要がある

これを公文書という。公文書は基本的に保存し公開する義務が政府にはある。

国民とその代表である議員に、何をやってるかをちゃんと示さないといけない。

日本では議院内閣制をとっているため、国会の多数派である与党が、政府を運営する内閣を組織する。

原理的に与党の求めに政府が応じないということはありえなくなるため、野党に対して文書を提出する必要があると同義である。

政府に求められる透明性

= 政府がどういったことをしているか、どう予算を使っているかを公開する

公文書

=政府がなにをどうしたかの文書資料

長くなったが、本題に入ろう。

安倍政権は不透明である

野党から求められている名簿や領収書を提出しないということは、それ自体が議院内閣制という制度を破壊する行為である。

ではそもそも、野党が何を求めているのかについてみよう。

桜を見る会の予算が膨れ上がっていたので、使いみちについて調査することになったのが発端だ。

あいつ 何やってんだ?

すると、国に対して功労功績があった人を招待する行事のはずなのに、反社会的勢力の人物やらマルチ商法企業の経営者やら自民党議員の後援会員が招待されていた可能性がでてきた。

どうなってんだ!?

政府招待でマルチ商法企業の経営者なんかが堂々とやってきている時点で既にヤバ気である。功績はプラスどころかマイナスなんだから、それならプラマイ0の私を呼んでくれた方がまだマシである。

また、前夜祭においては安倍晋三事務所が後援会員、地元有権者に奢っていた疑いも同時に浮上した。

安倍晋三という人物を当選させれば見返りで芸能人と花見できるし、一流ホテルで奢ってもらえる、なんてのがまかり通ったらまともな選挙にならないのはわかるだろう。

どんな手段を使ってでも勝つ

駄目です。

これが公職選挙法違反である。

また、安倍晋三事務所には前夜祭に関する収支報告がなされていなかった。

金の出入りが発生したらそれを報告しろ、という政治資金規正法というものがあり、そこに一切の記載がなければやはり違法行為である。

野党が出せと言っている名簿や領収書は、これに対して潔白を証明するための証拠であり当然の要求なのだ。

ちなみに、名簿の方は政府主催行事の招待者名簿なので完全なる公文書である。

税金で組んだ予算を使うのが政府である以上、その使い方におかしいところはないか、と調べるのは当然だし、疑われるような政府には予算を使う資格はない。

誰だって領収書も出せないようなやつに財布を渡したくはないだろう。

安倍政権には政権を担当する資格がない

そしてこれこそが問題の中核であり、現職の首相が数々の違法行為を疑われながら、一切証拠となるものを示さずに、首相の地位に居座っている

なお、法的な問題点は、弁護士の方を始めとして様々な方がより詳しく記事を書かれているので、詳細はそちらに譲ることをお許し願いたい。

ところで、「推定無罪の原則」はどこへいった、と思う人もいるかもしれない。

そういえばゴーンはそれを訴えてレバノンへ行ってしまった。まあそれはいい。

しかしそもそも、これは刑事裁判における原則である。検察・警察という公権力に対しては余りに非力な一個人の権利を守るためのものだ。

公権力そのものである政府が疑われた場合はむしろ、政府が完全に潔白であるということを証明する必要がある。税金という人様の財布を預かる立場だからでもある。

では安倍政権はどうだろうか。

まさかのゼロ根拠である。

名簿は捨てたしパーティー開いた明細書はもらってないからどちらもないと言い放った。

ちなみに明細書はもらってない」についてはウソであることがつい先日バレたところである。

しかもそれで、とにかく潔白だとの主張である。疑うなら証拠を出せとまで言うが、そもそも証拠になりそうなものは自分たちで捨てたと言っている。

そして安倍政権はこれを数カ月間続けている。恐ろしいことである。

しかもいつまでも追求してくる方が悪いみたいな逆ギレを自民党の議員がしている。

言っている議員達も地元から後援会員を呼んでいるので、番犬の威嚇みたいなものである。

この対応は政府が正当性を証明することを放棄しただけでなく、国会が政府を検証することを事実上無効化しているという点でも非常に問題だ。

違法行為が疑われた政府や首相が、開き直ればOKとなってしまえば国民の意思を反映することもルールを守って運営させることもできなくなってしまう。

国家の行為に対して検証ができなくなった場合にどうなるかといえば、崩壊したソ連や現在の中国共産党の政治体制を見ればいいだろう。

これは最早、「それでも安倍さんしかいない!」、などと擁護できる段階を通り過ぎている。

公文書提出という政府として最低限守るべきルールを破り、違法行為の疑いがあっても証拠を示さず開き直るのであれば、首相という役職に値しないというだけの話だ。

仮に、同じような対応を鳩山内閣や野田内閣が行っていたらどうだろうか。

まさか安倍晋三首相は特別、とは言わないだろう。

もしそう思うなら、ここは大日本帝国でも安倍晋三王国でもないことを思い出すべきだ。

桜を見る会は民主主義の根幹に関わる問題であり、単なるスキャンダルではない

民主主義国家において、ルールの外にある政権が存在していいはずがない。

ルールの外の権力をつくるというのは、独裁に他ならないからだ。

そして現実的には、安倍内閣が倒れたとしても、依然として国会で多数派である自民党内から後任の首相が選出されて内閣が組織されるだろう。

それが石破氏か小泉氏か岸田氏か、また別の人かはわからないが、代わりがいないということはありえない。

個人的には領収書ももらわないパーティー主催者なんかの代わりも務まらない人物が政界に一人もいないとは思えないが。

とにかく、このような暴挙でも許し続けるのであれば、政府に歯止めが効かなくなるのは明白だろう。

権力を野放しにしてしまうことは危険だ。

それは市民の権利を奪い尽くしてしまう。

野党にはやはり期待できないから、自民党を支持する、そう考えても問題はない。

ただ、それは何も安倍政権でなくともいいということだ。少なくともあと半年は自民党が与党だし、投票所で自民党に投票すればその後も続く。

桜を見る会が炙り出したものは与党支持、野党支持以前の根本的な問題であり、民主主義制度の根幹に関わることなのだ。

以上、見てきたように安倍政権がやっていることは基本ルールさえ無視して指摘した側に逆ギレすることで自分たちを正当化するという幼稚極まりない行為だ

そして、そのことは民主主義と法の支配という現代日本を形作ってきたルールを無視し、破壊する行為だ。

だからそういうの駄目です。

このことをどう判断するかが私達に求められている。

決して、ただのスキャンダルやエンタメ的ゴシップなどではないのだ。

まあゴシップネタとしても毎日首相がなにかしらネタを提供してくれるので面白いのは事実なのだが。

100兆円のうちのたかが5700万円ではなく、5700万円の予算の使いみちさえマトモに説明できない人物が100兆円規模の予算を動かす立場にある、と考えればどれほどな問題かわかるはずだ。

税金で地元有権者を接待して開き直るようなら、これくらい言って構わない。

議員報酬も税金からだしな。


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コメント

  1. 匿名 より:

    みんなが払った税金でマルチ詐欺師や反社、地元の有権者をおもてなし、その上証拠隠滅で資料を破棄。こんなこと許されるの?

  2. あれる より:

    おつかれ分かりやすくてよかっよ

  3. 匿名 より:

    「誰だって領収書も出せないようなやつに財布を渡したくはないだろう。」

    これなんだよなぁ…

  4. 匿名 より:

    意味不明
    アニメ画像があってもなくてもこの記事の主張は破綻しない

    だいたいお前みたいに飽きる人間がいるから画像を用意したんじゃないか?
    この記事が文句言うほど長いとは思えないが

  5. 匿名 より:

    アホをあやして仕事するふりをするのはやめろ!

  6. 匿名 より:

    長げえ
    あとアニメ画像使ってるうちはなんの説得力もない

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