『表現の自由』を訴える議員が批判言論の規制を示唆!?表現者(制作者) の縄張りと踏み越える批判

かとさよ

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コラム
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三行まとめ

・闇金に口座を売り渡そうとして振り込み詐欺に利用されてしまった過去のあるおぎの稔大田区議会議員がマンガ、アニメへのクレーマーを法律で対策すると発言

・表現物への反応は意見表明、意思表示も表現の自由であり、表現者(制作者)にとっても批判は糧である。

・ 表現者(制作者) の伸びしろ、可能性を奪っているのは表現を守ろうとしているおぎの稔議員自身となる。


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『表現の自由』の守護神、おぎの稔議員

100万円の金を闇金から借りるため自分の金融機関のキャッシュカードを他人に不正に譲り渡し、振り込み詐欺の口座に使われたというドン引きの不祥事で維新をクビになった過去のある、おぎの稔大田区議会議員。

表現の自由について造詣が深いとの噂のおぎの議員は、度々表現の自由についての持説をSNS上で唱えてきた。

時にはスマートフォンゲーム『 Fate/Grand Order』に登場する敵「クレーマー」にかこつけた発言でクレーマー絶対プチポックルいっちゃうマンとなり、

ある時には謎の白い悪魔と契約を結んだジェダイの騎士となり、まさに表現の自由(?)を行使していた。

守りたい、この笑顔

表現の自由に関する複数の同人誌も出版しており、まさに表現の自由の守護神と呼ぶにふさわしい活動ぶりで大田区を変えようと日夜奮闘しているおぎの議員。しかしながら、おぎの議員が守りたい表現というのは自分にとって聞こえのいい、都合のいい表現に限定されてはいないだろうか。

表現の自由を守るため表現物への批判を規制?

表現物に必ず付随するだろう消費者の反応というのは、称賛であり、批判であり、それらは全て受け取った消費者、個々人の知性や感性に依存している。それをどの様な言葉で、誰に、どういう方法をもって伝えるかはそのものズバリ表現の範疇である。

たとえばLGBTに差別的な表現物、映画があれば「これはいけない。この制作陣は性的マイノリティーについて、またLGBTについて学ぶべきだ」とマクドナルドでポテトをつまみながら友人とツイッターでリプを投げ合うのも表現の自由である。また職場の人権意識を高めるための勉強会において、プレゼンテーションでその作品について題材にして批判的な立場で発表するのも表現の自由となり得る。 (炎上中のバイバイ、ヴァンプの記事はこちら

そして、この映画の上映をやめるべきだ、と意見・意思を表明することも、表現物に付随した消費者の反応、 『表現の自由の範疇』となる。

では先程のツイートを言い換えると、表現の自由を守ろうとするおぎの稔議員は、批判という表現を潰すための条例を提案するという、表現の自由を奪う提案をしているのだ。傍から見ていると自分の首を締める1人SMプレイにふけっているように映ってしまう。

ちなみに上記ツイートの数時間後、おぎの議員は『 「法や条例で悪質なクレーマーに対する対策を考えたり、行政の姿勢を正したりこれは政治ですね。」と書いたら、言論弾圧ですか、批判や抗議もまた表現の自由です。悪質なクレーマーとしたことの意味を理解して欲しいがね。 その批判してくる方のプロフィール欄やRTが似たような感じなのは気のせいかな (原文ママ)』とツイートしている。よく分からないが、彼のブログでは特定の表現物への批判に対して「企業や団体の活動を妨害」「行き過ぎたクレーム」と表現しており、「民主主義社会においてもこうした行為は度を超えている」と私見を述べているため、前記ツイートでの『悪質なクレーム』とはそのような批判言論を指していると解するのが自然だろう。

もちろんいくら表現の自由とはいえ、他者の人権を侵害するような度を越した表現であれば、公共の福祉によって制限されるのが我が国のルールなので、そんなに度を越した批判が殺到しているなら司法や警察を頼ることをオススメしたい。もしくは昨年5月に国民民主党が参院に提出した「悪質クレーム対策推進法案」を指しているのかもしれないが、彼の過去のツイートにはこの法案についての言及は一切見つからなかったため、真相は闇の中だ。

表現者の縄張り✕ 表現者を阻害しているのは?

表現の自由について深く考えるのであれば、表現の自由を奪うことが出来るのは批判者ではない。なぜならば、批判するものがいようとも、 表現者は表現物を取り下げないという選択肢も選ぶことが出来るのだ。表現物を取り下げるという 表現者の判断を、批判者が表現の自由を奪ったとミスリードするかのような投球時のボークは、 表現者の意思を蔑ろにしているともいえよう。

もし、その批判の声により表現者が損害を被ったらどうなるか。たとえば、CMがあまりにも不謹慎であると、とある企業の商品への不買運動が起こったとしよう。その運動の声を挙げた相手に権利を侵害されたと主張できるのは企業である。そのCMを好んで見ていたテレビの前の人物ではない。要するに表現者がその損害の補填を批判者に求め、訴訟を起こすのは許されるだろう。

だが、そのような訴訟が過去にあったなど、あくまでも私自身は聞いたことがない。

なぜ聞いたことがないのか。

私の持論に過ぎないが、表現者にとっては批判というものは、自身の価値観を磨き上げるためのツールであるからだ。このご時世においてはこのような表現というのは相応しくない、という倫理的な観点から、このようなデザインは流行らない、というような売れるための視点など、どの批判に向き合うのかは表現者に委ねられる。舞台公演が終わった後の読んでいたアンケートの中に、「俺を役者に起用しないから最悪な劇」という身も蓋もない批判が書かれた紙をゴミ箱にポイ捨てするのも表現者次第だ。これはあくまで持論と述べたが、 付き合いのあったその道で生活をする多くの表現者が同じような意見を持っていた。

このツイートを例に出そう。

ムカデ人間のCMというものは私自身知らないし、かわいい女の子キャラが出てこなそうなので全く興味もないが、それを放送局やBPOに抗議をいれる親がいたらしい。批判があることにより放送局はムカデ人間CMというものが「どの様にダメであったのか」「不快感を抱かせたのか」を知ることができる。CMを中止するかどうかはおいておき、その情報は放送局の伸びしろ、今後の可能性となるだろう。

ではおぎの稔議員のこのツイートがどのような影響を与えるのかというと、その放送局の伸びしろと今後の可能性を奪うことに繋がるのだ。そして万が一、放送局がムカデ人間のCMをやめたとなれば、今度は『悪質なクレーマー』によってムカデ人間のCMが中止に追い込まれた、と今度は放送局の意思さえも蔑ろにするわけである。

批判は表現者の糧であり、その批判に対してクレーマーだの騒ぎ立てることは、その表現物を作り出した者にのみ許される行為である。表現の自由を守ろうとする方々は、批判に対しての批判の声を少しは控えるべきだ。でなければ『制作者の糧を奪う』という意味合いにおいて、制作者の表現活動を阻害する要因をおぎの稔議員自身が作り出しているのと同じ轍を踏むことになる。

どうやら最近はラブライブが騒がれていたようである。だがラブライブは一話目で断念してしまっており、さらにはラブライブにあまり興味がない。では私がハマっている『プリンセスコネクト!Re:Dive』のアニメ化のPVと、昨晩に無料ガチャで手に入れたキャラを自慢のために貼り付けておこう。

アニメ「プリンセスコネクト!Re:Dive」第1弾PV

最後になるが、表現の自由を奪うことができるのは、公権力であり、また暴力・脅迫などの違法行為であり、批判という意思・意見の表明ではない。このPVと画像で分かる通り、アニメ版のペコリーヌ(ティアラとリボンを頭に付けている女の子)の作画が悲しいことになっていることに対して、制作会社を批判をしてもそれは意見表明という表現の自由の行使であり、決して制作会社の表現の自由を奪うことにはならない。ラブライブのポスターへの批判と同様にだ。

そしてこの記事への批判も同様に”freedom of speech”を行使すべきだ。(公序良俗に反するコメント、差別的なコメントは削除させて頂く。それはブログ運営者としての意思表示である)


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コメント

  1. 名無し より:

    なんだこりゃ…何が問題か知らないがとか…何が問題かも調べもせずに批判するなんて!って…

    恐らくこの件は沼津のミカン宣伝にラブライブキャラとのコラボが批判…というより電凸での掲示場所やJAに営業妨害を働きかけてたのがいたから反応したものと思うが
    数年前から続けられていた町おこしに今更外部から苦情が来たんだ
    はっきり言ってクレーマーだろ クレーマーを批判するなと?

    電凸が表現の自由?あいトリも中止した理由も電凸だが?電凸はソフトテロとか誰かに言われるほど影響あるのは確かで、しかも稔議員はあいトリ再開も支持してたが?電凸は批判のやり方として正しく無いと批判してたが?

    余りにもお粗末過ぎる もう少し調べたら?

  2. トリ食えば名無し より:

    少なからず表現の自由というものを理解せず、何がどう批判されているかも分かってない阿呆が表現の自由の自由を語る資格は無い

  3. トリ食えば名無し より:

    表現の自由も自由権も知らずに言ってんだろうな
    こんなんでもオタクに媚びさえすれば議員になれるとか世も末だわ

  4. 津田大介批判ですね より:

    あいちトリエンナーレの時に、脅迫や犯罪予告などではない、多数の抗議や批判が来たことも含め、当事者や擁護者の一部は「ソフトテロ」とか「匿名の群衆からの抑圧」と呼んでいたね。

  5. トリ食えば名無し より:

    やり口が山田太郎と同じ

    • ななし より:

      批判者は批判者で言い方を考えないとね
      個人の感想なのに、妙に主語がでかくなってたり
      批判に止まらず、撤去まで求めたり
      トリエンの時みたいに、拳を振り上げて威嚇するのなんてもっての他

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