小沢健二 ニューアルバム『So kakkoii 宇宙』Twitterでの本人コメントまとめながら全曲レビュー

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 小沢健二のニューアルバム『So kakkoii 宇宙』がいよいよ発売されました。


 【完全生産限定盤】をAmazonで購入。といっても完全生産限定盤しか現在は購入できない状況。装丁もこんな感じ。

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 かなりこだわってるけれど、これは復活後の小沢健二のリリースのデフォルト。サブスクリプションサービス全盛の今、フィジカル(CDやレコード)はグッズとしての意味合いが強いので、これは既定路線なのです。今回のアルバムもAmazon MusicやiTunesなど各種サブスクリプションサービスでも配信しているので加入していれば気軽に聞けます。

アルバムタイトル

 さて『So kakkoii 宇宙』というSoカッコよくないタイトルですが、10曲目「薫る」の中の歌詞に出てくる言葉です。「So kakkoii」は2010年復活後の小沢健二を知っていれば納得の言葉。ブランク期間に小沢は世界中を旅していたようで、外国から見た日本、東京の景色を歌ったり語ったりすることがかなりあります。


 例えばこんなツイート

twitter.com/iamOzawaKenji/status/1191504055425630216

 そして「宇宙」はアルバムを通してのテーマ。大気圏の外のことではなく「今ここにある この暮らしこそが 宇宙だよと」(1曲目「彗星」)という意味での「宇宙」。で『So kakkoii 宇宙』というタイトル(だと思う)。


 前置きはここまでにして、小沢健二本人のツイートをセットにして全曲紹介していきます。

全10曲、白眉は6曲目「アルペジオ」

1.彗星  

 先行でMVを出したリード曲。
 筒美京平との共作「強い気持ち・強い愛」のようなストリングス(バイオリンなどの弦楽器演奏)が素晴らしい。「強い気持ち・強い愛」リリースの「1995年」が歌い込まれているのは偶然じゃないはず。このストリングスは一部の曲を除いてアルバム全体を彩り「オザケン」ファンに刺さる。

twitter.com/iamOzawaKenji/status/1182454367716139008

2.流動体について  

 2017年のシングル曲。
 この曲の宇宙は「平行宇宙」。実生活で息子を授かっていることもあって子供に想いを巡らす。かつての「オザケン」が子供を歌詞に入れ込む時とは明らかに違う。


3.フクロウの声が聞こえる(魔法的オリジナル)  

 2017年にSEKAI NO OWARIとの名義でリリースされた曲のアルバムオリジナルバージョン。ボーカルは小沢のみでトラックもシングルとは別。シングルの時に幻想的に入っていたストリングスを無くしたのは他の曲とのバランスのためか。

4.失敗がいっぱい  

 珍しく打ち込みの新曲。

twitter.com/iamOzawaKenji/status/1190615919858315272

5.いちごが染まる

  2010年の「ひふみよ」ツアーで披露された曲。三拍子に不思議な譜割りの歌詞。

6.アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)  

 今アルバムの白眉!おそらくどのレビューもこの曲に分量を割くのではないか。途中で男女のラップというよりポエトリーリーディングに近いものが入るんですが、この声なんと吉沢亮と二階堂ふみ。小沢自身の体験を読み込んだ歌詞、「『消費する僕』と『消費される僕』」の納得感、「古い友と結婚し」て「離婚した」「彼女」って誰なのかな?「ベレー帽で少し年上」の「君」って誰?などとフリッパーズマニアの下衆な想像をよそに、美しいアルペジオとオルガンに乗せて「駒場図書館」から「原宿」へ行き「日比谷公園」を経由して「下北沢」「シェルター」で永遠に。なんだただの名曲か。


 
 11月11日のライブ映像もどうぞ。

アルペジオ / 小沢健二 2019.11.11 新木場スタジオコースト


  7.神秘的

 「流動体について」のカップリングだった曲。


  8.高い塔

 「ねずみ小僧が住んでいたという橋」とは日本橋のことかな?高い塔とはスカイツリーのことか。東京タワーのイメージがある小沢健二が歌うスカイツリー。

twitter.com/iamOzawaKenji/status/1190970382192279552

9.シナモン(都市と家庭)  

 ハロウィンの曲。

10.薫る(労働と学業) 
 
 軽快なラスト曲。キレのいいアウトロで冒頭の「彗星」へループしていく。

twitter.com/iamOzawaKenji/status/1189154756771504130



聴き終えて

 1995年の「オザケン」の雰囲気があるので昔からのファンはたまらない。90年代の匂いを残しつつ、やっぱり今っぽい音になってます。過去と決定的に違うのは歌詞の乗せ方、譜割り。他にこんな乗せ方する人いない。一発で覚えて口ずさむのは無理。それでいてキャッチー。


So kakkoii 宇宙 (完全生産限定盤) [ 小沢健二 ]



 YouTubeやサブスクリプションサービスで音楽をアルバムでなく1曲単位で聞く機会が多いと思います。このアルバムはぜひアルバム通して…なんて言いません!なんせ「アルペジオ」を聞いてください。そして「彗星」のMVを見ればいい。願わくばオザケンの曲が街でガンガンかかって消費されますように(すでにコンビニで「彗星」かかってた!)。大衆音楽としてみんなの耳に届きますように!


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