BlackLivesMatterと制度的人種差別
アメリカにおいて5月から黒人男性ジョージ・フロイド氏が白人警察官の暴行により死亡してから、アメリカで「BlackLivesMatter(黒人の命は大切)」(BLM)を掲げて抗議行動が行われている。
デモは一時期、全米で2000カ所、世界にも広がりを見せていた。日本においてもBLMの抗議デモが行われた。

日本には昔から黒人差別なんてない!!!
なんて言う人は歴史ウォッチャーニキの記事を読んでこよう。
最近ではテニスプレイヤーの大坂なおみ選手の恋人がケンタッキー州で黒人差別に対する抗議活動中に警察に拘束されたようである。大坂なおみ選手はTwitterで「警察は抗議行動をしているだけの人を逮捕している。狂っている」と投稿した。
差別と呼んでいいのか、黒人の多くが悪いことをしたから……などという論調がとある界隈で騒がれているが、それは「統計的差別」や「制度的人種差別」という概念を知らないからである。
「統計的差別」について、以前の記事で提示した具体的な例がこちらである。
とある財布を同じくする白人男性と黒人女性の夫婦がいて、クレジットカードを申請したとする。限度額が過去に蓄積されたデータから決まるとして、夫である白人男性の限度額が5万ドル、妻である黒人女性の限度額が2500ドル。黒人という属性である、女性であるということで限度額が低く見積もられたとなるわけだ。これが統計的差別となる。
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制度的人種差別とは、今回の「BlackLivesMatter」に当てはめると、黒人が黒人として生まれたことで、社会的に不利な状況となるということである。個人の努力では克服することが困難な社会構造的な差別のことを、制度的人種差別と呼ぶのだ。
ブラックパワー運動の指導者がこの言葉を作り出した。その際彼はこの様に発言をしている。
「白人テロリストが黒人教会を爆破し、5人の黒人の子どもを殺せば、それは個人的な人種差別の行為であり、それをこの社会のほとんどの人々が嘆き悲しむだろう。しかし、同じアラバマ州バーミンガムの町で毎年500人の黒人の赤ん坊が、適切な食事や住まい、医療施設がないために死んでいて、さらに黒人コミュニティにおける貧困や差別によって、数千の人々が肉体的にも、精神的にも、知的にも傷つけられ破壊されているとしたら、それこそが制度的人種差別の機能なのだ」
現地で取材する大袈裟太郎
6月初旬、様々な思惑からプロパガンダ、レッテル貼りが飛び交う辺野古反基地運動や香港の民主化運動を最前線で取材した大袈裟太郎氏が、BLMの抗議行動を現地にて取材をして集英社新書プラスでレポートをした。
黒光りする見慣れない物体から眼を離せば、そこはお祭りというかフェスのような解放区・自治区という雰囲気だった。あちらこちらで音楽が流れ、路上には花とアートとメッセージがあふれる。ブレイクダンサーが回転し、フリードリンク、フリーフード、BBQでハンバーガーやホットドックを焼いてくれる。予想に反して和気藹々とした場所だった。
家族づれで訪れる人々も多く、子どもらの笑顔がまぶしかった。黒人だけではなく多様な人種が集っていることにも驚いた。事件現場にはジョージ・フロイド氏の巨大な肖像画が掲げられ、たくさんの花が供えられていた。人々が代わる代わる祈りを捧げる。お互いに写真を撮り合う者もいた。
窒息しそうな世界は今、風穴を求めている
大袈裟太郎のアメリカ現地レポート①ミネアポリス
現地に行くことなく、ただただPCの前でどこからかの過激なシーンのみを抽出して報じるメディアのニュースやSNSの情報をもって、したり顔で語るどこかの論壇の言葉とは重みが違う。
数々のプロテストを見てきた彼の目に映ったのは、トランプが述べるような略奪でもなければ、日本のメディアが報道する暴動でもない。私達に伝わる「過激な抗議行動」は参加者も批判されている、抗議行動の中のほんの一端に過ぎない。
大袈裟太郎氏が現地で見たアメリカの抗議行動がどの様なものであったのか。
からサポショッピング&トラベルはじめました
(N国党や、○ん○ん氏などから訴訟をちらつかされているため)
記事で語れない、大袈裟太郎の「BLM」最前線レポート
2020年7月19日(日) に大袈裟太郎氏がツイキャスにて「大袈裟太郎の「BLM」最前線レポート」という有料ライブ配信を行う。
配信時間 20:00〜21:30(予定)
https://www.loft-prj.co.jp/schedule/rockcafe/150304
視聴チケット代 ¥1,500(税込み)
配信チケットはキャスマーケットにて発売中!!
※配信中の投げ銭(お茶爆50/100/500)も可能です!! ぜひご協力ください!!
《アーカイブについて》
配信終了後から8月2日(日)23:59まで視聴可能です。(その間も配信チケットご購入頂けます)
リアルタイムでのご視聴ができない方は、アーカイブでお楽しみください!
※配信内容を録画するなどして再配信する行為は禁止です。
※ツイキャスにはコメント機能がありますので、出演者さんへの質問や、配信への感想など、ぜひコメント欄に書き込みお願いします。
6月の頭から約1ヶ月間、現地アメリカで「Black lives matter」プロテストの現場を取材した大袈裟太郎が無事帰国。
ミネアポリス、ワシントンDC、シアトルの3都市で何を見て、何を感じたのか…。
貴重な報告を現地で撮影した写真と共に緊急配信決定!
本人によると記事では語れなかった内容も盛り沢山とのことだ。
私も配信のチケットを予約しようしようと思っていたが、つい忘れていた次第で……深夜に愚痴をグダグダと垂れ流すツイキャスをしているとひょっこり大袈裟太郎氏が来てくれたことで有料ライブ配信について思い出し尋ねてみた。
そして今週の日曜日だったことを知り、大慌てで財布を取り出し、クレジットカードで購入をした。

会場は新宿にあるROCK CAFE LOFTで行われるようだが、コロナウイルスが猛威を振るう中、店では無観客でのライブ配信である。ROCK CAFE LOFTの美味しい唐揚げが食べられずに少々残念ではあった。
現地で見てきた人の声というのは貴重である。それで1500円はかなり安い。
質問コーナーも設けるとのことなので、興味ある方はもちろんのこと、『現地に赴かずにしたり顔で語るどこかの論壇』を信じて大袈裟太郎氏を批判している人にとっても、自分が正しいのだ!!と主張するチャンスだろう。できるのであれば、だが……
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コメント
黒人の命は大事だが、白人はしんでもかまへん
アメリカの公民権運動な 以前はこの名前は知ってるけど
いったい何もんなんや よ~わからんかってん
本屋いってもこ難しいだけで理解できひん本バッカ
ネット記事も今ほどないんねん
でこの本がでたんや
『そうだったのか! アメリカ』(2005年10月20日 池上彰 著 ってなんてるけど
どうせ書いたんは「ちょっとだけ」やろうがな)
池上彰の「そうだったのか現代史」(2000年)はいまでゆうネトウヨ
日本茶喝掲示板の連中にも大好評だったんは以前書き込んだが
これもいい本やったんや 当時のわしにとっては
こういう本で人気が出て慢心したんやろな
TV番組と同じように
その後だんだん嘘が増えていくんやけどな
この頃はな~~
TVでは嘘つき左翼だが
書いてる本はまとも という評価やったんやけどな
ロハなら見たいが
金取るのは ちょっと
こんな事やってないで、スパコン開発でもすればよほど役立つ。
コロナ
なんだ、宣伝記事か
もっとやれ