長年NECユーザーをしている川崎重工イチ株主、センチュリー・大橋。
このたび中古パソコンショップでVersaProを購入した。
今回購入したのはVersaProのタブレットモデル、VTだ。
2017年モデルのVersaPro TypeVTが1万円で販売されており、思わず購入してしまった。ただし本体だけ。ACアダプターすら付かない。
今回はせっかく購入したVersaProのTypeVTについてレビューを行いたい。
VersaProとは何ぞや?
NECパーソナルコンピュータの製品には、大別してコンシューマーモデルと法人モデルが存在する。
家電量販店に行けばLAVIEのパソコンは見たことがあるはずだ。
武井咲がイメージキャラクターを務めるLAVIEは彼女の美しさに惹かれて購入する……と言った人がいるわけもなく、値段の高さによって中級者以上からは敬遠されるモデルではある。
初心者向けのナビが充実しており、初めてPCを買う人にはお勧めできるものではある。
一方、法人専用モデルとして販売されているのがVersaProだ。
VersaProは法人専用モデルであるがため、新品販売の家電量販店では基本的に見かけることはない。新品で購入するためにはNECダイレクトで購入するか、大塚商会などのサイトから購入する他ない。
店頭で買えるのは基本的に中古と言ってよく、ソフマップなどではよく見かける製品となっている。
コンシューマモデルのTW710と見た目一緒
ところで今回購入したVersaProのTypeVTは、コンシューマモデルのLAVIE TAB W TW710と同じ見た目になっている。
正面から見て違いを見分けることは不可能だ。

TW710には専用のキーボードドックが付属していた。
本体の見た目が同じである、ということは当然、同じキーボードドックが使用可能である。

背面を見れば右上の機種名を見てLAVIEかVersaProかの見分けは付く。
私は既にコンシューマ向けモデルを持っているため、ACやキーボードドックは持っていた。よって端末をガシャコンするだけで使う端末を切り分けられる。
京都で買ったTW710のタッチパネルが壊れてしまい、キーボードドックに接続しないと使えない状態になっているが、VersaProの方は問題なく、先日の富山旅行に出かけた3泊4日を、この2台で問題なく過ごすことができた。
128GB eMMCはレアである
さて、コンシューマモデルのTW710と法人モデルのType-VTは一体何が違うのか。
写真のモデルはTW710EBS(2016年モデル)とType-VT(2017年モデル)だが、使われているCPUは
インテル® Atom™ x7-Z8750 プロセッサー
メインメモリは
4GB
で、バッテリー駆動時間も同じである。拡張性も無い。
「なんで別モデルにした?」
と、傍から突っ込まれそうであるが、両者の違いはOSとストレージにある。
コンシューマ向けモデルのストレージは64GBしかない。
AndroidやiOSと異なり、半年に一度訪れるWindows10アップデートでは、一度のダウンロード量は5GBから酷い時には15GBにも達し、64GBしかストレージが無い場合、大規模アップデートに耐えられないことが発生する。32GBの端末など、ほぼ失敗する前提で考えた方が良い。
失敗するたびにモバイルルーターの通信量は圧迫され、TW710はそれで一度初期化する羽目になったことがあるのだ。
対するVersaProは選択可能なストレージに128GBのeMMCがあり、安心して大規模アップデートに備えることができる。
eMMCは省電力性に優れ、HDDよりも動作が速いことでタブレットによく使われるが、一般的なeMMCの容量は32GBか64GBだ。128GBはややレアな部類なのだ。
その64GBのTW710も京都で買ったときは38,000円。よって本体だけとはいえ、1万円はかなりコスパは良い(ただしACが正規の価格だと結構高い)。
からサポショッピング&トラベルはじめました
(N国党や、○ん○ん氏などから訴訟をちらつかされているため)
教育機関向けに確かな実績がある
さて、VersaProのType-VTには文教モデルが存在した。
実はNECは国内メーカー(と言っても実質lenovoだが)としては文教市場ではかなり強い。
Type-VTは相模原市や目黒区の教育委員会に採用され、確かな実績がある。
目黒区教育委員会は、生徒の「主体的に学ぶ態度」や「協働的問題解決能力」の育成を目的に、目黒区立第一中学校において、Windowsタブレット「VersaPro タイプVT」70台、電子黒板「BrainBoard 65型」2台のICT環境を取り入れた授業の実証研究を行っています。この実証研究は、日本マイクロソフト・NTT東日本・NECの3社が共同参画しています。
引用
神奈川県相模原市で3か年の学校の情報化推進計画を2014年度よりスタート。図書検索用PCの機器更新の際に、情報活用能力の育成、ICTを利活用した授業改善などを目的に、市内の市立小中学校全109校へWindowsタブレットの継続的な整備を計画しています。
今回導入機種:VersaPro タイプVT<2013年8月発表商品>
引用
10.1型タブレットである本機は持ち運びには負担の少ない重量となっており、かつ500万画素背面カメラも付く。
スマートフォンカメラに比べると見劣りする画質だが、500万画素は意外と悪くない。
【TW710EBSで撮った500万画素写真】
どちらかと言えば既にTW710を持ってる人の予備として買うような代物だが、楽天で安いACを見つければ本体と合わせて15000円程度で購入することもできるだろう。
からサポショッピングは楽天の商品も扱っていたと思われる。
Windowsタブレットはプライベートで使うにはマイナーな部類かもしれないが、どこかでTW710を買って、ついでに1万円のVesaProを買えば、当面PCを買い替えなくても良いのではなかろうか。
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コメント
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