毎月11日に全国各地でフラワーデモがある。「性暴力と性暴力への不当判決」への抗議活動だ。

性被害に関連するデモということもあり、女性が主体となってやっているが、デモの主旨に賛同する男性も参加が可能。
12月11日は全国27都道府県・29都市とバルセロナで開催されたようだ。
「性暴力と性暴力への不当判決」に抗議という至極真っ当な要求をしているデモであり、参加さえしたく思うほどだ。
しかし不穏なツイートを発見した。
場所は埼玉の浦和、デモの最中に中年の男性がやってきて暴言を吐いたようである。

おっさんが出てきて「レイプされたぐらいでガタガタ抜かすな」とか「痴漢で悩んでる女性もナンセンス」とか言い始めたんだけど。何の事故だよ
ムカつきすぎてもう一回マイク貸してもらったわ。そういうバカ親父のヤジを黙れって誰も外野が止めない危機感の無さが嫌なんだよ。
なぜ性被害と性被害の不当判決に抗議する口を塞ごうとするのか。なぜ犯罪という事象を、不当な判決を非難してはいけないのだろうか。

参加者には性被害を受けた女性もいるだろう。中には勇気を振り絞って被害の告白をしている方もいるはずだ。

いうならばこの中年男性のやっていることは傷に塩を塗り付ける行為である。
私自身、女性がこの乱入者に感じる恐怖というのを体感として味わうことはない。しかしながら性犯罪を容認するかのような発言、状況からはおおよそセカンドレイプとのいえる言動に対して、吐き気をもよおすほどの嫌悪感を抱く。
世の中には、「女尊男卑だ」、「女が優遇されている」と考えている人もいるようだ。乱入した中年男性のような思想を持つ人がいるからこそ、彼らからの被害をなくすために対策を取らねばならないということなのだ。
その対策などの措置をもってして「女尊男卑だ」、「女が優遇されているのだ」などということはあり得ない。それこそナンセンスである。
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コメント
屈強な男にケツ掘られればいいのに