最近、Netflixにおいてオリジナルドラマ『全裸監督』でモデルとなったことでまた注目を集めている村西とおる氏。彼自身、どのような人物かと言われても、世代的に私は全く知らなかった。
調べるとどうやら、村西とおる氏は過去のAV業界において色々な功績を残した大物監督であるということ。児童福祉法違反容疑で何度か捕まっており、米国においても旅券法違反容疑で捕まっている人物のようだ。

どうやらそれらの逮捕歴により知名度が上がり、AV監督として業績をあげてきたようである。その当時の人権感覚であり、AV業界であるからこそ許されていたのだろう。そしておそらく彼は法に触れた行為をして捕まったことについて誇りに思っているのではという、アップデートが全くされていない古い感覚の持ち主であることが普段のツイートから伺える。これはあくまで私個人の見解である。
村西とおる氏は前から、AV業界にはびこる女性への人権侵害を問題視しているヒューマンライツ・ナウ事務局長である伊藤和子弁護士を露骨に敵視していた。そんな中、月刊フォトジャーナリズム誌「DAYS JAPAN」発行人である広河隆一氏が何人もの女性に対して性的加害を行っていたことが報道され、村西とおる氏はこのようにツイートをしたのだった。

さて、ツッコミどころは満載である。
まず伊藤和子弁護士がAV業界での女性への人権侵害について問題視していることについて、何一つ間違いはない。連帯していた一人である広河隆一氏による女性への性的加害が取り沙汰されたとしても、「間違い」というのはおかしなものだ。
事実としてAVに出演した女性からの被害の声というのがあるわけであり、それこそ本来であればAV業界の重鎮であるとされる村西とおる氏こそが何かしら動かなければいけないのではならないのでは?と思うほどだ。だからこそアップデートされてはいない古い感覚を持っていると指摘をさせていただいたのだ。
正論があるとしたら、ダンマリを決め込んだというところだろうか。だが12/26に発売された週刊誌で取り沙汰された事案であるのだから、12/29の村西とおる氏の言及は早出しなだけであり、伊藤和子弁護士も事実確認というのをしなければならないだろう。
さて、情けないのはここからである。おそらく一年前にどのような事で伊藤和子弁護士を責めて立てていたのかを忘れたのだろう。

女性弁護士とは伊藤和子弁護士のことである。今度は一宿一飯の仁義もない非道な自称フェミニストと叩き始めている。
広河氏は社会的に許されないことを仕出かしたわけであり、追及するのは当然のことといえる。それを手のひら返しと言い出すのもおかしなものだ。広河氏について言及を、事実確認のため報道からたった3日遅れただけで詫びをしろ。追求すると非道な自称フェミニストである。
ただただ女性権利を訴える方を叩きたい、という思惑だけが透けて見える。言いたくはないが今の人権感覚とは乖離している『老害』という単語が似合っていると言えるだろう。
\2つのランキングに参加中!クリック応援お願いします/
コメント
12月26日の週刊誌発売まで伊東弁護士が知らなかった?
知らない訳がないだろう、だからの村西監督のコメントだろ。
一宿一飯の仁義もない、は村西氏の皮肉だろ
広河を追求するのが当然??
何の為に弁護士がいるのだよ、なぜ仲間を弁護しないのだの皮肉。
弁護したら自分の身が危ないものな、
村西氏は黒木香氏と金銭トラブルでケンカ別れしたんだっけ。
村西氏が黒木氏に多額の金を借りて返そうとしなかったやつ。
黒木氏のその後は言うまでもない。
1枚目のスクショ間違ってませんか?🤔
間違いでした。画像変更しました!
ありがとうございます。