【レスポンス】『保守本流・アームズ魂の咆哮「人権を盾にしたゴーンの違法行為に踊らされる人たち」』について

かとさよ

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コラム
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 日産自動車元会長のゴーン被告の国外脱出についてアームズ魂氏とは多少異なる見解を持つ。異なる見解というと語弊があるかもしれない。どちらかというと私は、利があるのはどちらかという判断基準だ。

 私は今、レバノンにいる。もはや有罪の推定に立ち、差別が蔓延(まんえん)し、基本的人権が無視されている日本の不正な司法制度の人質ではない。日本では、国際法と諸条約の下で守られるべき法的義務が著しく無視されている。私は司法から逃げたのではない。不正と政治的な迫害を回避したのだ。私はようやくメディアに対して自由に話すことができる。来週から始まるのを楽しみにしている。

 日本の刑事司法における長期間の身柄拘束についてはアームズ魂氏も問題があると認めている。彼が指摘しているのはゴーン被告による「保釈期間中の国外脱出」という行為と、日本の司法制度を非難するためにゴーン被告の行動を容認している方、逃亡を黙認している方に対してである。

 まず告げておきたい。私の犯罪という事象の捉え方は、罪を犯した相手の咎めるよりも、なぜその人物が犯罪に至ったのかを考えるほうに主軸をおいている。それは環境であったり、生育歴であったり、はたまた貧困であったり……勘違いしないでいただきたいのは犯罪を是認するという話ではない。

 だからこそ、何をもってしてゴーン被告は「基本的人権が否定されている」、「不正と政治的迫害を逃れた」と述べているのかということである。彼の訴えが妥当であるのか。まだ全てが明らかでない状況において、「罪から逃れるための方便」であると断じてしまうのは早計だと考えている。

 ゴーン被告の妻であるキャロル氏は面会が許されないことや、暖房設備のない独居房に入れられ食事が不十分な状態であること。長時間にわたり弁護士の立会いなしで取り調べを受けていること、そしてアームズ魂氏のあげた108日にも及ぶ長期勾留について日本の刑事司法制度においてなされる人権侵害を世界に訴えていた。また調べたところによるとゴーン被告は保釈後もキャロル氏との面会を禁止されていたようである。

 保釈条件においてもかなり厳しい。

 ①日本国内に居住し、住居の出入り口に弁護士が監視カメラを設置する
 ②海外渡航を禁止し、パスポートは弁護人が管理する
 ③日産幹部ら事件関係者との接触を禁止する 
 ④パソコンや携帯電話の使用を制限する


 ゴーン被告の弁護人はジュネーブの国連機関にゴーン被告の人権が侵害されているという訴える文書を提出しているほどである。

 被告というのは犯罪を犯した嫌疑をかけられているが、まだ司法の判決を受けていない。犯罪者ではないことを念頭に置くと、キャロル氏と語るとおり日本の刑事司法制度は人権侵害の温床であるともいえよう。


 人権を抑圧するような法であっても従わねばならないのかといった類の批判が寄せられているが、次元の違う話と言わざるをえない。そもそも今回ゴーン被告は特別背任や金融商品取引法違反等の容疑で起訴されているのであって、人権抑圧を目的とする法によって裁かれようとしているのではない。だから人権を侵害する法であっても守らねばならないのかといったような批判は今回のイシューにおいて全くの見当はずれなのだ。

保守本流・アームズ魂の咆哮「人権を盾にしたゴーンの違法行為に踊らされる人たち https://withktsy.com/archives/924


 たしかにゴーン被告は人権抑圧を目的とする法から逃れるために逃亡しているわけではない。しかし取り調べや長期勾留等において被告となっている人物の行動に過分な規制をかけ、劣悪な環境下におくことで抑圧していることこそ基本的人権を侵害しているのだ。そしてゴーン被告は「その恐怖から自分は適正な刑事司法にかけられることはないと恐れての国外脱出」ということもあり得る。

 そう「罪から逃れるための方便」と同様にこのような推測も出来てしまえる。要するにまだ全貌が明らかではないのだ。

 まして罪から逃れるために国外脱出したことが事実だとしても、ゴーン被告への非難などその事実が明らかになってからでも遅くはない。非難したところで日本の司法に裁かれるためゴーン被告が素直に日本に戻ってくることはないだろう。ここは断言ができる。

 アームズ魂氏が用いた『盗人にも三分の理』ということわざがあるが、たとえ盗人がこじつけた理由だとしても、その理由をどう捉え、どのように社会への利とするかが重要である。今回の一件を現状の刑事司法制度が抱える問題について改めて考えるいい機会とする。それこそ利ではないのだろうか。

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